ふくらはぎの痛みに悩むランナーへ。「これができていない」と原因を一点に絞った一本。再生950回。ターゲットを絞る戦略の“光と影”が、この数字に表れている。
BACKGROUND
ニーズを絞る、というPRO-motionの基本戦略
PRO-motion(プロモーションコンディショニング)は、整体・コンディショニングを軸に、ランナーやスポーツ愛好家の身体の悩みに応える専門院。SNSでは「症状を特定したサムネ」でターゲットを絞り、悩みを持つ人にピンポイントで届ける情報提供型のフィード運用を行ってきた。
フルマラソン初心者の「ふくらはぎの痛み」という具体的な症状に絞り、イベント誘導を狙った回。狙いは一貫している。
TARGET DESIGN
お悩みの方はお気軽にご相談ください
この1本は、誰に向けて作ったか
「ふくらはぎが痛い人、“コレ”ができていない」
「コレができていない」という断定は、原因を知りたくさせる良いフックだ。症状も明確。ニーズの絞り込みは前回同様、的確だった。
DATA ANALYSIS
数字を読む
950回
再生数
30km回とほぼ同水準。安定はしているが、突き抜けない。
6件
保存数
実用テーマだが保存は中位。
8件
いいね
平均的な反応。
1人
フォロー増
わずかな新規。
FROM THE FIELD
現場の言葉から読み解く
運用担当・中村のふりかえり
「前回の投稿に比べて、ニーズが絞られていたので、多くにリーチしなかった。」
中村の一言が、SNS運用の本質的なトレードオフを言い当てている。「ニーズを絞ったので、多くにリーチしなかった」——絞り込みは諸刃の剣だ。絞るほど“該当者”には深く刺さるが、母数(リーチ)は構造的に減る。「30kmの壁」は誰もが知る共通体験だったから951回。「ふくらはぎが痛い人」は該当者が限られるから、刺さっても広がらない。絞るべきか広げるべきかは、「そのテーマが既存フォロワーの中に何人いるか」で判断する。絞り込みの精度ではなく、絞る“先”の選び方が問われる。
TAKEAWAY
この事例から学べること
この1本が教えてくれること
- 絞り込みとリーチはトレードオフ。深さと広さは両立しにくい
- 絞る基準は「既存フォロワーに該当者が多いか」
- 共通体験(誰もが知る悩み)はリーチを稼ぎ、限定症状は深く刺さる